こんなお悩みはありませんか?
・木工クラフトに興味はあるけどはじめ方がわからない……
・ 環境や自然のことを子どもといっしょに学びたい……
・ 世界に1つだけのモノを作りたい
そんなあなたにうってつけなのが「木工クラフトキット」です。
「木(キット)」「オイル(塗料)」「サウンドペーパー」「つくり方(Youtubeで公開されているものもある)」が、ほとんどの商品で付属されています。道具も簡単なものはカッターや小刀(ナイフ)を準備するだけで作れるものがほとんどです。
始めるためのハードルが低く、簡単に木工クラフトを始められるのが、DIY初心者にとってはありがたいですよね。また、材料は建物や内装工事、家具製作で出た端材を再利用しているのが多く、環境にやさしく高品質な木材を使用されているものも多いです。
「大人」も「子ども」も楽しめる「木工クラフトキット」の魅力や注意点について紹介したいので、ぜひ読んでください。
木工クラフトの魅力
木工クラフトの魅力は以下のとおりです。
・手間をかけてつくりだした物は愛着が湧く
・ 子どもの木育になる
・ 子どもといっしょに一味違ったコミュニケーションが取れる
・ 大人も趣味としてハマれる
ひとつずつ解説します。
手間をかけてつくりだした物は愛着が湧く
あなたの手によって、世界にたったひとつだけの物を簡単に作れるのが「木工クラフト・DIYキット」です。自分が手間をかけてつくったものは愛着が湧きます。
箸やスプーンは100円ショップなどでも買えますが、「掴む」「すくう」などの機能性はあれど、愛着まで湧く人は少ないでしょう。ですが、自分が作った物であれば、愛着が湧いて食事もさらに楽しくなります。
また、子どもが自分で作ったのであれば、「物を大切に扱う」ことの教育にもなります。ひとつの物へ愛着が湧いて、物を大切に使うようになるのが「木工クラフト」の魅力のひとつです。

子どもの木育になる
「木育」とは、「木とふれあい、木に学び、木と生きる」取り組みで、子どものころから木に触れて学ぶことは木や森との関わりを学び豊かな心を育むことにつながります。
何よりも、子どもが木工クラフトをすることで「木」について興味を持ちます。その流れから「環境」や「自然」について親子や友達と話すことで、軽いノリで勉強できます。
最近では「SDGs」などの取り組みもあるので、環境や自然に対しての意識が上がる「木工クラフト」を「木育」として取り入れるのがおすすめです。

子どもと一味違ったコミュニケーションが取れる
「木工クラフト」を子どもと一緒にやることで、子どもと一味違ったコミュニケーションが取れることも魅力の1つです。
木工クラフトを進める上で、さまざまな「気付き」や「工夫する場面」があります。
そういったときに親子で
・「ここはこうなんじゃないか」
・ 「こうするとうまくいくと思うんだよね」
など、「〇〇を作る」という同じ目的を持って1つの物事を進めるのは、普段とは違うコミュニケーションで、新鮮さを感じることでしょう。

大人も趣味としてハマれる
「木工クラフト」は大人も時間を忘れて熱中するほど、ハマる要素があります。木工クラフトキットを使った、簡単なクラフトを皮切りに、どんどん本格的なクラフトの道へ進んでいく人もいます。
木工クラフトは本格的にやりはじめると奥が深いです。また、知人に使ってもらったり、ご自身の商品として売ったり、さまざまな発展の仕方があります。
特に趣味を持っていない人は、奥の深い「木工DIY」を趣味にすることで、人生の楽しみが増えることは間違いありません。

木工クラフトの注意点
ここまで「木工クラフト」の魅力を伝えてきました。
「ちょっと興味出てきたんだけど、なにか気をつけることはあるのかな?」といった方に向けて、「木工クラフトキット」購入時の注意点を紹介します。
木工DIYキットを購入する際の注意点は以下の3つです。
・刃物を使うのでケガに注意する
・ 木によって「色味」や「木目」に違いがある
・ 手入れが少し手間
1つずつ解説します。
刃物の使い方に注意する
カッタナイフや小刀は使い方を誤るとケガに繋がる可能性があります。不安定な場所で使用したりすると材料がずれて手を切ってしまうこともありますので、作業台をきれいに整理するとともにクランプなどを使って材料を固定するなどの対処をすることも必要です。
小刀の使い方
木によって「色味」や「木目」に違いがある
木も生きています。ひとつとして同じものはありません。DIYキットを購入してもイメージしていた色味と違う可能性があります。また、木目によってはフシがあったり模様が写真やパッケージと全然違う。といった可能性はあり得るので、注意が必要です。ですが「全く同じ物はない」というのは、言いかえれば「この世に1つのあなただけの物」なのです。
自然の木を使っているからこその、微妙な色味の違いや、木目の違いは注意点でもあり、どんな材料がくるのか楽しみのひとつと言ってもいいでしょう。
出来たものは手入れが少し手間
汚れを染み込みにくくさせるためであったり、割れにくくするためには、日頃の手入れが必要です。たとえば、オイルを定期的に塗ったり、乾燥させたりしなくてはいけません。

決して難しくはありませんし、やることも少ないです。ただ、少し手間に感じてしまう人がいるかもしれないと思い、注意点の1つにしました。
日頃の手入れは多少手間が掛かるかもしれません。ですが、手間を掛ければ掛けるほど、自分で作った物に愛着が湧いてきます。作った物の手入れも、子どもと一緒にすれば、物を大切に扱う気持ちが育まれるので、親子で一緒に手入れするのもおすすめです。
まとめ
今回は木工クラフトキットの「魅力」や「注意点」について紹介してきました。
この世にひとつしかない、あなただけの物が簡単に作れる木工クラフトキット。
木に触れながら、親子で楽しく作るのも良いですし、大人の趣味としてのスタートにも良いでしょう。
デジタル商品で溢れていて、日々忙しい現代。
自らの手で作り出す楽しさや、物の大切さを再認識するきっかけとして、ぜひ「木工クラフトキット」をはじめてみてください。