北海道のほぼ真ん中に位置する「星降る里」芦別市(面積865.04キロ平方メートル 全国1718中51番目 面積の88%が森林)の地元の人たちによって地域のシンボルにもなっているミズナラの巨樹が市内から少し離れたら山にそびえたっています。

3本ナラは樹齢は400年以上前、普通に木にはないオーラがあり(確実に何か宿っている感じがする)水神碑もあることから聖域に足を踏み入れた、そんな感じがひしひしと体に伝わります。また、3本ナラのある場所は山ということもあり、芦別市を一望するのどかな風景にこころが癒されました。
ミズナラの巨樹 3本ナラの場所
3本ナラの場所は芦別市内から旭川方面へ向かう4号線の新城郵便局(でっかい看板がある)を曲がって山を登っていくとすぐに見つけられます。
3本ナラの所以
3本ナラはもともとミズナラの原生林だった一帯を仙台市から入った入植者によって多くの木が伐採されました。そのうち3本だけ残され、その場所に水神碑が建立され入植者の手によってずっと守られ続け2000年に芦別市指定文化財(天然記念物)に指定されました。
3本ナラ写真 (2022/08/21)
推定樹齢440年以上
まるで水神碑を守るようにそびえたつ3本ナラたち

3本ナラ!1本倒壊
2021年8月の暴風で倒壊した3本ナラの内1本
セメントで固められ 割れ目が痛々しい

さいごに
山の上で畑に囲まれ3本ナラはいかにも北海道らしい景色の中にそびえたっています。有名な観光地ではないので、観光客があまりいない中で雄大な風景のなか巨樹とゆっくりとした時間もこころが癒されて良いものだと感じます。芦別市内からそれほど遠くない場所にありますので一度、巨樹とのんびりとしたひとときを過ごしてみませんか。
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