探訪 嵐山展望台 旭川の街並みを一望できるスポット

旭川

北海道旭川市と言えば「旭山動物園」が有名ですが、旭川から北西部に位置し日本一寒い村(マイナス36度)江丹別には旭川市を一望する絶景ポイントの嵐山展望台があります。

嵐山はアイヌの伝説で神々の魂を送り出す聖地。その聖地に数々のクラフトショップやアトリエ、カフェ、茶の湯などが集まって観光スポットになりました。

今回、嵐山エリアを探訪してきましたので一部を紹介します。

紹介する内容以外にも嵐山エリアは見どころがたくさん。下記のリンクに観光エリアが紹介されています。
https://arashiyama-kankou.jp/

嵐山展望台 旭川絶景

嵐山は標高253m 明治に開拓使が視察に来た時に京都の嵐山に似ていることから嵐山と名づけられました。昭和32年には国有林を無償貸与を受けたことに始まり市民のレクレーションの場として整備が始まり昭和40年に公園として開園しました。

場所 北海道旭川市江丹別町嵐山公園内 入場料 無料 駐車場 無料 注意 冬季は閉鎖されます。

展望台までの道のりは車1台分の道幅で砂利道が続くので運転に気を付けてください。

嵐山展望台駐車場 (トイレ有)

車は数十台は止めれるスペースがあり、着いた時と2~3台ほど車が止まっていました。

嵐山展望台駐車場

さっそく展望台へ向かいます。木に囲まれた雰囲気のよい遊歩道で野鳥の鳴き声も、ちらほらと聞こえてきます。

嵐山遊歩道

2階建ての展望台があり、そこから見る旭川の一望が人気のスポットです。

嵐山展望台

観光に来た人も旭川人でも、この展望は一度は見ておきたい。

嵐山展望台から見る旭川

展望台近くには旭川の歌人、酒井広二が近文山山頂で呼んだ歌が書かれた碑が建てられています。(昭和33年6月建立)

嵐山の酒井広二の碑

チセコツ(笹小屋後)アイヌ人夫妻が住んでいた

展望台から460m進んだところに笹小屋跡という看板があります。

ほぼ、笹が生えているだけで何もない状態ですが、昭和46年までアイヌの笹小屋2棟と食糧庫が建てられていて、門野ハウトムティ夫妻が住んでいたそうです。

笹小屋跡

チャシコツ(砦跡)狼煙を上げたくなる!

チセコツから230メートル離れたところに砦跡があります。道のりもどんどん細くなっていきます。

アイヌの城跡の道のり

周りに木がうっそうと生えているためわかりにくいですが、見張り場所として最適、石狩川を渡って侵入してくる敵をすぐに発見できそうです。

城跡

見張り台近くには、木の実がいっぱい。

木の実がいっぱい

国見の碑 アドベンチャー感満載の道のり

チャシコツから870メートル離れた場所に国見の碑があります。

国見の碑への道のりは、どんどん険しくなってきます。ちょっと散歩ついでに来た身にはつらいです。国見の碑に行くときは、ちょっとした山登り気持ちで挑んだ方がいいでしょう。

険しい道のり

途中には小さな小川が流れています。

小さな小川にかかる橋

のぼりがきつい…自然石の階段が最後の難関です。

激坂

近文山山頂の国見の碑。岩村通俊ら視察団がここから見る広大な上川原野を前に開発の重要性を認識し推進を決めた場所。

国見の碑発見

大雪窯 陶器づくり 茶碗とコップ

嵐山エリアには体験教室が数種類あります。そのうちの大雪窯(タイセツガマ)の陶芸教室に参加してきました。

電動ろくろを使って好きなものを自由に作ることができるコースで粘土から作品をふたつほど作れるという事なのでコップと茶碗をつくりました。

初めての陶芸という事で、すこし緊張しましたが教え方が丁寧な先生の補助もあり、うまく作ることが出来ました。

嵐山で茶碗づくり体験

さいごに陶器の色合いを13種類の中から決めて、焼き上がりは3か月後のこと、日にちはかかりますが楽しみです。

茶碗の色をどうする

さいごに

嵐山スポットは1日では回り切れないほどスポット満載です。春から秋にかけて散策、冬はスノーシューなど四季折々の楽しみ方ができます。体験教室も陶芸以外にガラス工芸などもあります。散策や体験教室に疲れたら隠れ家のようなおしゃれなカフェで嵐山の景色を楽しみながらゆったりとしたランチなどいかがでしょうか。